新卒で「仕事辞めたい」と思ったら読むコラム:「辞めたい」は逃げじゃない!

2025年10月01日(水)

新卒で「仕事辞めたい」と思ったら読むコラム:「辞めたい」は逃げじゃない!新卒で入社したあなたへ。

もしかして今、「会社を辞めたい」という気持ちと格闘していませんか?

その「辞めたい」という感覚は、決して逃げではありません。それは、あなたの心が「自分らしい働き方」を探すために発している重要なサインです。

この記事では、新卒が直面する壁を分析し、「辞める」決断を下すまでの思考整理の方法を解説します。そして、その選択が、Webマーケティング業界という新しい未来へ繋がる前向きな一歩になる可能性を探ります。

このコラムが、あなたが次の一歩を踏み出すための具体的なヒントとなれば幸いです。

この記事の伝えたいこと

新卒で入社して「仕事辞めたい」と感じたときには、どうしてそう思うのか、その気持ちにどう向き合えばいいのか、深く考え、自己分析する必要があります。

特に、「辞める」という選択を視野に入れることのポジティブな側面に焦点を当て、それが単なる「逃げ」ではなく、より自分らしい働き方を見つけるための前向きな自己投資であることを解説します。

最後には、この記事を運営しているリンヤ株式会社が携わるWebマーケティング業界という新しい選択肢もご提供しています。最後まで読んでいただけると幸いです!

「辞めたい」と思っている新卒はあなただけじゃない

「辞めたい」と思っている新卒はあなただけじゃない社会人になったばかりの誰もが、一度は「辞めたい」という気持ちを抱いたことがあるのではないでしょうか。
特に新卒で入社したばかりの頃は、学生時代とは比べ物にならないほどの「変化とプレッシャー」にさらされます。そのストレスは、あなたの想像以上に心身を疲弊させているものです。
「自分だけがこんなに辛いのだろうか」と感じる必要は全くありません!
厚生労働省の統計(注1)によると、「新規高卒就職者の約38%、新規大卒就職者の約35%が、入社から3年以内に離職」しています。
つまり、新卒で入社した10人のうち3人以上が3年以内に会社を辞めているのです。実際に辞めている人でさえこの割合ですから、「辞めたい」と思っている新卒の新入社員はたくさんいるはずです
「辞めたい」という感情はあなただけが感じているわけではありませんし、悲観すべき「弱さ」「甘さ」「逃げ」でもありません。

(注1)出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)」

なぜ新卒がすぐに「辞めたい」と感じてしまうのか?3つのギャップを解説

多くの新卒が「辞めたい」という気持ちを抱いてしまう背景には、社会人になって初めて直面するいくつかの大きなギャップが存在します。ここでは、特に多くの人がつまずく3つのギャップを見ていきましょう。

1:入社前の理想とのギャップ

就職活動中、企業は当然ながら良い面、魅力的な面をアピールします。それゆえ、新卒の皆さんも「バリバリ働く自分」や「華やかな仕事」といった「理想のイメージ」を膨らませがちになってしまいます。

しかし、実際に働き始めると、地味な事務作業や長時間のルーティン業務、泥臭い下積みといった「現実」に直面します。理想と現実の落差が大きいと「こんなはずじゃなかった」という思いがどんどん募っていき、仕事へのモチベーションも下がり、「辞めたい」という気持ちばかりが頭を占めるようになってしまうのです。

2:学生時代との生活リズムのギャップ

学生時代は授業時間にゆとりがあったり、行事や長期休みがあったりと、自由に楽しく過ごせる時間がありました。しかし社会人になると、仕事を中心に生活リズムが強制的に構築されます

毎日決まった時間に会社へ行き、決められた場所で決められた業務をこなす。残業が続けば、趣味や友人との時間、そして休息の時間も削られ、仕事と家の往復だけの生活になりがちです。そういうものと理解して就職しても、この「生活の自由度の劇的な変化」に心身が適応できず、疲弊してしまう人も少なくありません

3:上司・同僚との人間関係のギャップ

仕事の悩みで最も深刻になりやすいのが人間関係です。学生時代の友人関係と違い、会社での人間関係は「仕事」という共通の目的に基づいています

特に、尊敬できない上司や価値観の合わない同僚と、「毎日何時間も顔を合わせなければならない」環境は、大きなストレスとなります。さらに、社内に本音で相談できる人がいない、もしくは相談しづらい雰囲気がある場合、孤独感が増し「居場所がない」と感じてしまうことが「辞めたい」という気持ちを加速させます。

「辞めたい」の前に、やるべきは自己分析!?注意点も解説

「辞めたい」の前に、やるべきは自己分析!?注意点も解説「辞めたい」という気持ちが芽生えたときには、すぐに退職届を出すのではなく、すこし立ち止まり、その感情を「自己分析」の材料として活用しましょう。
新卒の皆さんは、「自己分析」という言葉にもう飽き飽きしているかもしれません。就職活動を始めた当初に、「自己分析から始めろ!」と口うるさく言われてきた人も多いでしょう。しかし、一度も社会人として働いたことのなかった頃と、一度就活を終え働いている今のあなたでは、考え方がまるっきり変わっているかもしれません。
「辞めたい」という感情は、現状の環境とあなたの「本当の価値観や得意なこと」がズレていることを示す、貴重なサインです。これを機会に再び、自己分析してみる必要があるはずです。

初めての就活とはちがう!新卒入社後の自己分析とは?

上でも述べた通り、入社後の自己分析は新卒時の就職活動で行った自己分析とは性質が異なります

  • 就活時の自己分析:過去の経験から「会社が求める人物像」に合わせて、自分の強みや適性をアピールする作業。
  • 入社後の自己分析:「今、何が嫌で、何に違和感を覚えているか」というリアルタイムな感情から、自分の「譲れない価値観」や「合わない環境」を明確にする作業。

このとき重要なのは、悩みを具体的に言語化することです。「仕事がつまらない」ではなく、「チームの歯車として、誰かの指示通りに作業すること」がつまらない」のように、具体的な行動や状況まで掘り下げましょう。

再度就職活動を始めるとなったとき、この具体性こそがあなたの強みとなるはずです。

「辞めたい」の前にやる自己分析の注意点

「辞めたい」という気持ちを抱えているときに自己分析をする際は、特に以下の3点に注意してください。

「自分を責めること」は禁止!

「自分が仕事ができないからだ」「社会不適合者なのではないか」と自分を責めてしまうと、分析は進みません。「この環境が自分に合わなかっただけ」と客観的に捉えましょう

信頼できる人に相談する

自己分析は一人で完結させず、友人や家族、あるいはキャリアアドバイザーなど、利害関係のない第三者に話を聞いてもらいましょう。話すことで、自分の考えが整理され、客観的な視点を得ることができます。

「辞めること」以外の解決策も検討する

自己分析の結果、「仕事内容ではなく、人間関係だけが原因だった」と分かれば、異動を願い出る、上司に相談するなど、「辞める」以外の解決策を試すことが可能になります。遠慮せずに休日を取ってみるなどして視点を変えてみることで、逼迫した思いがなだめられ、問題の新たな解決策を思いつく可能性もあります

新卒の「仕事辞めたい」は本当に逃げなのか?

新卒の「仕事辞めたい」は本当に逃げなのか?ここまで解説したように、辞める前には慎重に考えるべき事がありました。これを行っているうちに、「辞めたい」が消えていくこともあるかもしれません。

しかし冷静に分析することで、「辞めたい」という気持ちが無くならないどころか、強まっていくこともあるかと思います。それでも、「新卒なのにすぐ辞めてしまうのは逃げなのかな?」と不安に感じている方へ、こう断言しておきます。

新卒の「辞めたい」は決して逃げではありません

「根性がない」「忍耐力がない」と評価されるのではないか、という不安がつきまといます。周囲から、再就職に不利だという意見が聞こえるかもしれません。しかし、本当に耐え難い状況、もしくは自分のキャリアにとって明らかにマイナスになる環境に居続けることこそ、「未来の自分への逃げ」であると考えることもできます。

「辞める」という決断は、現状を打破し、「自分にとって何が大切か」を真剣に考えた結果です。

これは、自分の心と体を守り、より前向きで充実したキャリアを追求するための、「戦略的な判断」であり、未来を切り開くための「前進」に違いありません。

新卒の経験は視野を広げる!第二新卒の業界・業種探し

不安を克服し「辞める決断」に踏み切った方のために、第二新卒特有の強みをお教えします。

新卒にない第二新卒の強みは視野の広さです。新卒で入社した会社での経験は、たとえ短期間であっても無駄にはなりません。むしろ、「自分は何をやりたくないか」「どういう環境が合わないか」という、就職活動時には知り得なかった「貴重なデータ」を得られたと捉えることができます。

第二新卒の就活は広い視野で挑める!

あなたの初めての就職活動を振り返ってみてください。

初めての就職活動では、無意識に「大手企業」「知名度」といった「外的な基準」に囚われてしまいがちです。本当の価値を見極められていなかったと後悔していませんか?

そして一度社会人として経験を積んだ今ならば、あなたは「職場の雰囲気」「仕事の裁量」「人間関係の質」といった、「自分にとっての快適さ」という「内的な基準」で企業を選ぶことができます

初めての就職活動の面接の際に困っていた面接官への「逆質問」も、今なら、尋ねたいことが溢れ出して来ることでしょう。

第二新卒の就職活動は新卒の就職活動と比べものにならないほどの広い視野をもって取り組むことができるのです。

新卒のころに見えなかった大企業以外の選択肢

新卒のころ、大手企業や知名度のある企業を理由に就職し、その結果、キャリアプランが合わなかったと感じた方はたくさんいるはずです。そんな方々にとって、「中小規模の会社」や「大企業の子会社」といった「大企業以外の選択肢」は、想像以上に働きやすい環境を提供してくれる会社かもしれません。

特に、中小規模の会社には、大企業にはない魅力がたくさんあります

その1つは意見の反映しやすさです。大企業と比べて社員数が少なく、上司や経営層(社長)との距離が物理的にも精神的にも近いことがおおいため、業務上の不安や不満、改善案などを直接提案することができます。あなたの抱える悩みを改善するために直接働きかけることができる点は最大の魅力と言えます。

新卒のころに見えなかった業界・業種の選択肢|Webマーケティング業界のすすめ

新卒のころに見えなかった業界・業種の選択肢|Webマーケティング業界のすすめ新卒のころに興味を抱かなかった業界への再就職を検討してみるのも有意義であると言えます。例としてここでは、この記事を運営しているリンヤ株式会社が携わるWebマーケティング業界と重ねてお話しすることにします。

短期間であっても実務を経験したことで、自分が興味を持てることや得意なことについて理解が深まっているかもしれません。

例えば、自己分析の結果、「自分の努力や成果が数字で明確に見える環境で働きたい」「常に新しいことを学び、主体的に仕事を進めたい」という価値観が見えてきた方には、Webマーケティング業界は最適な選択肢かもしれません。

Webマーケティングの仕事は、データに基づいて仮説を立て、施策を実行し、その結果(数字)を分析するという、「論理的思考力」が活かせる仕事です

Webマーケティング業界は未経験でも挑戦しやすい傾向にあります。自分の施策をそのまま実践に移し、それがアクセス数や売上として明確な数字で現れるため、成長具合を測定しながら業務を進められるからです。

異業種からWebマーケティング業界への再就職・転職をお考えの方は、併せて以下の記事もご覧ください。
https://recruit.rinya.co.jp/rinya-no-real/column/276/

このように、第二新卒ならば、自分の特性を踏まえたうえで、今までの興味とは異なる他の業界・業種へ挑戦することができます

新卒のころには見えなかった業界を検討してみてはいかがですか?

Webマーケティング未経験者大歓迎|リンヤ株式会社で働いてみませんか?

Webマーケティング業界に魅力を感じた方へ。私たちリンヤ株式会社は、まさに上記で述べたような「大企業以外の選択肢」の魅力を持つ企業です。

私たちリンヤ株式会社は、Webコンサルティングを主な仕事とする会社で、「未経験からWebマーケターを目指したい」という方を心から歓迎しています

社員は20代~30代が中心で、コミュニケーションの取りやすいオープンな雰囲気を大切にしています。堅苦しいルールよりも、お互いに意見を言い合えるフラットな環境で、あなたの成長を全力でサポートします。

また、私たちはワークライフバランスを重視しており、「年間休日130日以上」を確保しています。仕事とプライベートのメリハリをつけて働くことが可能です。

もし、大企業で埋もれてしまったと感じている、もしくは自分の意見が通りにくい環境に疲れてしまったという方がいらっしゃいましたら、ぜひ私たちの会社で、Webマーケターとして一歩を踏み出してみませんか

よくある質問

Q1. 「新卒ですぐに転職する場合、やはり企業からの印象は悪いですか?」

A1. 以前と異なり、新卒の早期離職をネガティブに捉えない企業が増えています。大切なのは、「なぜ合わなかったのか」を自己分析、そこから得た「本当に大切にしたい価値観」や「次の会社を選ぶ明確な基準」を伝えることです。短期間の経験も、前向きな行動力と捉えられます。

Q2. 「会社を辞めたいのですが、退職を言い出す勇気がありません。どうすればいいですか?」

A2. 退職を言い出す勇気が出ないというのも当然のお悩みです。まずは、信頼できる社外の友人やキャリアアドバイザーなど、第三者にあなたの状況と意思を打ち明け、気持ちの整理をしましょう。上司への相談が難しい場合は、人事部や会社の相談窓口を利用することも選択肢の一つです。心身を最優先に、無理のない準備を進めてください!

Q3. 「Webマーケターになりたいのですが、Webマーケターの仕事はきついですか?

A3. Webマーケターの仕事は、成果が数字で出るため、プレッシャーを感じる側面はあります。しかし、そのプレッシャーは、自分の施策の結果が目に見えて分かるダイレクトな達成感と表裏一体です。「頑張った分だけ成長を実感したい」「裁量をもって主体的に仕事を進めたい」方にとっては、非常に充実感のある仕事といえます。リンヤ株式会社の場合、実践の機会を得やすいため、他より早くスキルを身につけられることでしょう

まとめ:新卒の「辞めたい」は未来を広げる一歩!

まとめ:新卒の「辞めたい」は未来を広げる一歩!新卒で「仕事辞めたい」と感じるあなたの気持ちは、決してネガティブなものではありません。それは、あなたが今の環境に違和感を覚え、自分らしい働き方を探している証拠であり、未来を広げるための大切なアンテナです

まずは自分の「辞めたい」の原因を自己分析し、それを乗り越えるための具体的な一歩を踏み出しましょう。そして、「辞める」という選択肢を前向きな自己投資と捉え、大企業以外の選択肢、そしてぜひWebマーケティング業界へと目を向けてみてください

あなたの経験は、次のキャリアを築くための貴重な財産です。自分の心と体を大切にし、納得のいく選択をしてください。リンヤ株式会社では、第二新卒の方、Webマーケティング未経験の方との出会いを心待ちにしています

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