2024年12月に中途入社した井手橋 敦(いではしあつし)さんにインタビューしました。未経験からのWebマーケティング業界への応募のリアル、中途入社だからこそ分かるリンヤで働く魅力とはーー。
井手橋さんはこんな人!
井手橋さんは「仕事を通して、常に学びながら成長しよう」という
向上心がとても強い人です。

「理想の生き方」を実現する手段がWebマーケティングだった
ーまずは自己紹介をお願いします
井手橋 敦と申します。2024年12月に中途入社し、マーケティング2チームに配属されました。埼玉県上尾市の出身で、家族から友人には「とにかく真面目な人間」と言われることが多い27歳です。
Webマーケティングの仕事に強い興味があり、他業種からリンヤに飛び込みました。知人に「転職するなら早い方が得だよ」というアドバイスをもらったことから集中して転職活動に励み、「Webマーケティング業界に転職するぞ!」と決意した3ヶ月後にはリンヤの一員になりました。

ーなぜWebマーケティングに興味をもったのでしょうか
「マーケティングは理想の生き方のツールになる」と知ったからです。
私は学生時代から「中小企業を支える仕事」に興味関心を持ち続けています。マーケティングにはその力がある、これまでとは違う切り口でアプローチできるんだ、と知ったときは感激しました。
ー「中小企業を支える仕事」に関心があるのはなぜですか?
高校生の頃、進学先を探しながら自分の将来や就きたい職業について考えていました。あれこれ調べるなかで、一番に惹かれたのが会計系の仕事だったんです。
企業にとってお金は「血液」です。お金の流れが止まってしまうと事業の機能が低下し、特に中小企業にとっては致命傷となります。
会計系の仕事に就くことで、中小企業の経営やそこで働く人たちを支えられるんじゃないか。そんな考えから、大学は商学部会計学科に進みました。大学でも「日本の全企業数のうち、中小企業は99.7%を占めている」と学んだことで、なおさら「中小企業を支えるような仕事をしたい」と考えるようになったんです。中小企業を支えることは、日本を支えることになりますから。
しかし、卒業後は思うように自分の興味関心にマッチする仕事・ポジションにつくことができず、思い悩む時期が長く続きました。
「現状から抜け出したい」と考えてネットで情報収集するうち、偶然出会ったのが「マーケティング」という職種だったんです。
ーマーケティングも、広義では「中小企業を支える仕事」ですね。
はい。視点を変えれば、財務もマーケティングも「会社の発展を支える」という根底は同じですから。自分の理想の生き方を実現する方法は一つじゃない、「Webマーケティングで理想の生き方を実現できるかもしれない!」と気づいたときはワクワクしました。
未経験からのWebマーケ 転職活動の体験談
ー転職活動の体験談をお聞かせてください
個人でSEOとリスティング広告を学んだうえで未経験から応募できるWebマーケティング職種を探しましたが、正直厳しかったです。
就職情報サイトに「未経験からWebマーケター募集」はたくさんありましたが、実際に話を聞くと「事実上は営業だった、コールセンターだった」なんてケースもあり、見極めが難しいと感じました。また「うちの会社は未経験者も採用してるけど、経験者がいれば経験者を優遇します」と面接官から本音を明かされたこともあります。
リンヤの面接は「個」をみてもらえた
ーリンヤへの応募についてきかせてください。
会社紹介文に「挨拶を大切にしている」と書かれていたことが印象的でした。当たり前のことを当たり前にする企業って良いな、他の会社ではあまり見かけないので心に残ったのだと思います。
ーリンヤへの応募について、印象に残ってることはありますか?
印象に残っていることだらけです。
リンヤの面接はオンラインではなく、オフィスの会議スペースで行われるのですが、一次面接の面接者はまさかの谷口社長、二次面接が現在の上長だったんです。「え、普通と逆じゃん」とびっくりしました。面接の内容も驚きの連続でしたね。
ー面接が「驚きの連続だった」とは?
面接というより「面談」で、双方向のコミュニケーションの場だったことです。谷口社長はフランクに、私が何を考えて転職活動をしているのかを聞いてくださいました。
履歴書ではなく、私がどういう人間なのかを知ろうとしてくださる姿勢、「個」として向き合ってもらえることが嬉しくなりました。

ー普通の「面接」とはだいぶ異なりますね
はい。一般的な中途採用の面接であれば、履歴書の内容を中心に聞かれるのが当たり前です。しかし私の場合、そもそも履歴書の内容と自分の生き方がマッチしておらず、それを理由に転職活動しているわけなので、履歴書ベースの面接には強い違和感がありました。
また、形式的な面談の場合は、自分も形式的な受け答えをしてしまいがちです。取り繕うつもりがないのに取り繕ってしまうことにも葛藤がありました。
リンヤの面接は「個」をみてもらえるからこそ、自分も「個」として受け答えをすることができました。
ー他にも驚いたことはありますか?
面接の会社や業務内容の説明で、ありのままを教えてもらえたことです。取り繕う感じが一切ありませんでした。
「この会社はこんな業務をやってて、どんな人がこんな人が働いているんだな」と事前に分かるのは求職者として大きな安心ポイントでしたね。
内定前の「職場体験」
ーリンヤの中途採用では、内定前に「職場体験」があるそうですね
現在の担当業務の一部を半日ほど体験し、社員数名とランチにいきました。
ーランチはいかがでしたか?
面接官以外で社員の皆さんとお話したのはこの場が初めてでしたが、優しいひとたちばかりで、改めて「この会社に入りたい!」と感じたのを覚えています。
ちなみに行ったのは中華料理屋さんです。今となっては笑い話ですが、料理の味も覚えていないくらい緊張しました。面接と違って、こればかりは対策のしようがありませんので・・・(笑)

入社後のギャップは…
ー入社してから、ギャップを感じる場面はありましたか?
入社後のギャップはまったくありませんでした。ゼロです。面接で包み隠さずに教えてもらった「リンヤで働くリアル」そのままでした。
私は過去に「入社したら仕事内容が当初知らされていたものと違った、その違いに苦しんだ」という経験をしたことがあるので、入社前後でイメージのギャップがないことの有難さを誰より感じているかもしれません。
強いてギャップをあげると、SEOと広告運用について入社前から勉強していましたが、知識量が全然足りなかったことですね。入社直後は、専門用語を聞き取るのに必死でしたし、Googleのコアアップデートなどに常にアンテナを張る必要があります。
以前から「Webマーケティング業界はずっと勉強が必要」と聞いたことがあり、入社してから腑に落ちました。
ー他にも入社後に気付いたことはありましたか?
入社して初めて、マーケターはクライアントの業界の勉強をし続けることが必要だと感じました。
私は「クライアント企業の一員になったつもり」で働いています。「業者」として接してしまうと、クライアントの魅力の奥深くまで分かりませんから。クライアント企業の社員になったつもりで、ユーザーに商品の魅力を知ってもらう努力を続けようと思います。
ー実際に働いて、社内の雰囲気はいかがですか?
社内の雰囲気は良く、とても働きやすいです。質問したら丁寧に教えてもらえますし、困ったら助けてもらえる環境です。最近では、電話の操作に困っていた時、近くにいた社員がさっと教えてくれました。
社員はみんな親切なので、「自分も周りに親切にしよう」という気持ちになります。転職経験者だからこそ、社内に好循環があることに魅力とありがたさを感じます。
ーライフスタイルの面ではいかがでしょうか?
業務開始時間は10時、定時は19時なので、電車が空いているのがとても楽ですね。通勤・帰宅ラッシュとは無縁で嬉しいです。
今後の目標とメッセージ
ー井手橋さんは今、どんなビジョンを描いていますか?
私には「中小企業を応援したい」という活動軸があるので、「中小企業診断士」の資格取得に挑戦したいと考えています。
中小企業診断士とは、中小企業の経営に関する専門的なアドバイスを提供する経営コンサルタントの資格です。Webマーケティングとしてのスキルとかけ合わせることで、より効果的なマーケティング戦略の提案ができると考えています。
ーブレませんね。
ええ、私は「誰かの役に立ちたい」という気持ちが強く、これが働く上での行動原理です。
この気持ちを、目に見える数字で表現できるようがんばろうと思います。
今は社員の皆さんに引っ張り支えてもらっている側ですが、いずれは自分も周りを支えられるくらいの力をつけたいですね。
中澤より 一言メッセージ
チームやリンヤを一緒に盛り上げてくれると嬉しいです!

ー求職者へのメッセージをお願いします。
世の中にはいろんな会社があります。転職活動中は「次の職場を早く決めたい」と焦りがちですが、転職はゴールではなく「スタート」です。どこの会社でスタートラインに立つかはすごく重要なので、焦らず悔いなく、納得のいくまで転職活動を続けてほしいと思います。

リンヤには「個」を尊重される環境があります。「個」として様々なことに挑戦したいという方はぜひご応募ください!
(取材・記事=武藤花奈)